①当時、最も大きく感じていた課題は何でしたか?
また、「このままではいけない」と感じた具体的な背景があれば教えてください。
(例:若者流出、雇用の選択肢不足、企業誘致が進まない、庁内調整の難しさ など)
【ご回答欄】
本市でも全国の多くの地方自治体と同様に人口減少、少子高齢化が進行しています。特に課題と感じているのが若年層の減少です。高校を卒業し、進学や就職のタイミングで市外へ転出する若者が例年800~1,000人ほどいる一方で、5年後に本市へ帰ってきている人はその2~3割ほどしかいません。
地元の実業高校の進路指導教諭との意見交換では、引き続き地元に住みたいが働きたい職種がなく、域外へ流出している生徒も少なくないとのことも聞いていました。求人と求職者の間で雇用のミスマッチが発生しており、これまで倉吉になかった職種が必要だと考えています。
②当社(大矢)を知ったきっかけと、 最初に話を聞いた際に「一緒にやってみたい」と感じた理由を教えてください。
【ご回答欄】
サテライトオフィス誘致の取り組みについては元々関心があり、全国の優良事例のお話などは聞いたことがありましたが、本市でどのように取り組みを進めたら良いのか分からず漠然とした課題感がありました。
そんな折に、みらい(株)さんと天草市さんが連携して行われているサテライトオフィス誘致の取り組みについて、自治体向けのメディアである「ジチタイワークス」に掲載されていた記事を偶然見かけたことがきっかけです。
突然のメール連絡にも関わらず直接大矢さんからすぐに返信をいただき、オンラインでの面談を経て、実際に倉吉市にもお越しいただきました。
大矢さんの経験に裏打ちされた的確な施策やアドバイスはもちろんですが、誠実かつ熱意のある大矢さんの人柄が一緒にやってみたいと感じた一番の動機ですし、今でもそこは変わりません。
③実際には、どのような取り組みを、どんな流れで進めていきましたか?
特に印象に残っている支援や場面があれば教えてください。
(例:企業誘致の進め方、人材育成の取り組み、視察やイベントでの出来事 など)
【ご回答欄】
既存の市内企業の多くが人手不足という状況の中で、新たな企業を誘致することは一見競争相手を増やすことと捉えられがちですが、事前に地元のキーマンとなる方のところへ足を運び、「競合相手を誘致するのでは無く、倉吉をより良くするための企業を呼ぶ」ということを理解してもらうところから始めました。
そういった方々に視察ツアーの訪問先として受け入れてもらうことで、行政だけでなく地元企業や学校などが一体となってサテライトオフィス誘致を進めることができていると感じます。
④取り組みを通して、地域や庁内、ご自身の中で「変わった」と感じることはありましたか?
(例:雇用、企業の反応、庁内の空気感、考え方の変化など)
【ご回答欄】
取り組みを始めて2年も経たないうちに2社の進出が決定し、今後も複数社が進出検討を進めていただいています。視察ツアー等を通して、倉吉の現状や課題、地域特性をしっかりと理解していただいている企業さんに進出いただいていますので、一緒になって倉吉を盛り上げてもらえる仲間が増えることは非常に心強いと感じます。
まだまだこれから変化が生まれる段階だと思いますが、地元からの期待は確実に高まっているものと思います。